黒胡麻fever!


del mundoで「邦楽アップテンポ」といったらこのバンド 

見どころ満載なパフォーマンスで、観客を“熱狂”させてくれるだろう 

 メンバー 

3年・dism・新拓実 

3年・クミン・三浦聖奈 

3年・かいこ・武田真侑 

2年・ベリー・金澤涼介 

2年・レグルス・松崎隆生 

2年・スクルト・八木橋侃大 

 

黒胡麻fever!は、今をときめく2年生&3年生の6人で構成された、アップテンポなJ-POPを奏でるバンドだ。昨年11月に結成し、そこから1年を迎えたが、今なお進化し続けている彼らの演奏には目を見張るものがある。どの曲もノリが良く、気分が盛り上がるような演奏スタイルに、思わず体が動いてしまう、そんな体験をぜひ会場や配信で皆様にも味わっていただきたい。 


 「活動の幅が広がってきて楽しい!」  

 黒胡麻fever!結成当初は、メンバーのほとんどが、大会や演奏会といった大きな舞台に立った事があまり無かったそうだ。そこで新さんを中心に、過去に一緒に演奏したことがあるメンバーや、意欲的なメンバーを集め、大会やライブに向けて頑張っていくようなバンドを発足させたのが、黒胡麻fever!の始まりなのだそう。そんな彼らも、今年6月にdel mundoで開催した定期演奏会をはじめ、東京や金沢で開催されたライブにも出演を果たすなど、今や大活躍のバンドに成長した。「このバンドを組んだことで、活動の幅が広がったことが嬉しい」と三浦さんは話す。

 

 「アイス黒胡麻ミルクラテ」→「黒胡麻fever」?  

 バンド名「黒胡麻fever!」の由来について伺ったところ、どうやら“黒胡麻”にまつわるエピソードがあるようだ。それはバンドが発足したばかりの頃に、メンバー5人で武屋食堂に行った時のこと(松崎さんはインフルエンザに感染して行けなかった)。そこで、金澤さんが好きなドリンク「アイス黒胡麻ミルク・ラテ」をメンバーに強く勧め、5人全員で注文したのだそう。それがとても美味しかったことから、バンド名に“黒胡麻”というワードを入れたいという話になったそうだ。 その後“黒胡麻”に続く「テンションが上がるようなワード」を入れたいということで、「黒胡麻プリン」か「黒胡麻フィーバー」かの2択に絞り、判断を松崎さんに託したそう。ここまでの話を何も知らない松崎さんは「どういうこと?なぜ黒胡麻?」となりながらも「黒胡麻フィーバー」を選び、表記に関しても熟考を重ねた末、今に至る。 


 歌詞が持つ「抑圧からの開放感」 

バンド発足後、初めて取り組んだ曲がofficial髭男dismのAmazingである。これはリードボーカルの新さんが「思いっきり歌ってみたい曲」として選んだ曲だそうだ。この曲の歌詞に耳を傾けると、「謎めいた人生へバンジー」「やってらんねぇな」といった、周囲や世間の抑圧から脱却してやろうとする気概に満ちた歌詞が並んでいる。このニュアンスは、黒胡麻fever!の他の演奏曲の歌詞にも通ずるものがあるという。例えば、星街すいせいのビビデバには「あたしは大変身メイクアップ」「我儘のまにまに」と、やはりこれも、自分の心に従って行動すべきというメッセージが込められている。プロのアーティストが原曲に込めた思いを、黒胡麻fever!として「どのように解釈し、ステージ上で表現していくか」といったところを、彼らは今も模索しているようだ。 


 「原曲を知るファンの方にも喜んでくれる」アレンジを  

 アカペラで演奏を行うためには、原曲をもとに編曲(アレンジ)を行う必要があるのだが、黒胡麻fever!ではそれを新さんが担当している。彼のアレンジはとても原曲に忠実で、大事な音・ニュアンスを失わせることのないよう意識してアレンジを行なっているそうだ。新さんは「原曲を知っているファンの方が、少し聞いて『あ、あの曲だ!』と気づいて貰えるようなアレンジにしたいと思っている」と語ってくれた。 


 「黒胡麻fever!」感のある衣装 

 ステージで歌うということは、サウンドだけでなくビジュアルにも気を遣うことが大切であり、衣装を考えることもその一つだ。黒胡麻fever!では、衣装はみんなで相談しながら決めたそう。6人とも「柄シャツ+黒のボトムス」を基本としており、黒のボトムスが「黒胡麻」要素、柄シャツが「fever!」要素を演出させているのだとか。その上で、メンバーそれぞれの柄シャツの色の系統を「誰がどの色なら似合いそうか」「バンド全体としての色のバランスはどうか」といった点を踏まえて決めたそうだ。 


 「Winter Liveに引き込むような演奏がしたい」 

 Winter Live出演にあたり、メンバー皆「とても良い舞台を用意していただいて嬉しい」と口を揃える。金澤さんは「お客さんをWinter Liveに引き込むような演奏がしたい!」「俺らが一番上手い演奏をすれば、多分引き込めると思う」と、Winter Liveに対する意欲を見せてくれた。武田さんは「キメどころで『Foo~!!』と歓声が挙がるような演奏がしたい」「是非聞いているお客さんにも、体を揺らして楽しんでほしい」と語った。展開豊富で見どころ満載な彼らのステージを、この記事を見ていただいている皆様に是非ご堪能いただきたい。 


 おまけ 

演奏曲のひとつ「Amazing」にちなんで、 最近あったAmazing!なことを教えてください! 

 新さん:ポケモンのカードゲームアプリ内で、レアパックを引き当てた! 

三浦さん:牡蠣にあたってしまいました...... 

武田さん:やくらいガーデン(宮城県加美町)のイルミネーションがあまりにも綺麗だった! 

金澤さん:ドライブで秋田県に行った際に見た紅葉がAmazingだった! 

松崎さん:del mundoの部員と共にランニングをしていたら、疲労骨折しました 

八木橋さん:「髪色が今Amazingなことに......」 ※八木橋さんはインタビューの前日に、髪を染めたそうだ 


 文責:益口大樹

 

第10回Winter Live2024 “BE OUR GUEST!~あなたへのinvi 10 show~”

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